すっっっごい面白いです!百貨店の漫画でこんなにワクワクさせられる日が来るとわっ・・・!磯見仁月さんの「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」が好きな人にはハマると思う。直接は全く関係ないけど、日本版サクセスストーリーと思っていただければ。朝の連ドラにピッタリなのでは?しかもある程度実話を元に描かれているため、あ~あのデパートとあのデパートの話だな・・・あの作家はあの超有名人で、あの逸話のことだな・・・と、わかる人にはわかるという、なんともニクい仕掛け。日高さんは特にBLの「憂鬱な朝」と「花は咲くか」(どちらもスキマで読めます)で有名ですが、ご安心ください、本作はBL1ミリも関係ありません(まぁブロマンスと受け取れなくもないかも? "ご想像におまかせ" 程度です)。ていうか恋愛がほとんど関係してこない(男女で少しはありますよ)ストーリーなのが逆にすごくいい。時子の「流行だからとみんなが同じ格好をするのではなく、みんな違う顔と体を持っているのだから、着方ももっと多様になっていい」というセリフが大好きです。本ファイル(まだ閲覧可能なのかな?)は「1~3巻試し読みダイジェスト版」ですが、現在本編の方(同じタイトル:「日に流れて橋に行く」)は1巻丸々205ページも無料で読めるうえに、30%オフセールもやってるので、ぜひ1巻だけでも無料で読んでみてください。